1971年1971年というのは精神的に大事件があったわけで、こういうときの音楽は印象に残る・・・・・ まずこの年は異常に洋楽が強い。1月11日のTOP10を見ると 1、霧の中の2人(マッシュマッカーン) 2、悲しき鉄道員(ザ ショッキングブルー) 3、男の世界(ジェリーウオーレス) なんと上位3曲が洋楽、 そして8位の 京都慕情 と 9位の 京都の恋 (ともに 渚ゆうこ)は ベンチャーズの作曲だから、5曲が外国曲ということになる。 他の曲もソルティーシュガーやドリフターズなど変わった曲が多い。 森繁久弥の知床旅情(早春賦に似ている)を加藤登紀子がヒットさせたり、 イスラエルのヘドバとダビデが ナオミの夢をヒットさせたり そんななかで よこはま・たそがれ(五木ひろし) 71年3月1日 いろいろ芸名を変えても成功しなかった 松山数夫 がついにヒットを飛ばした。 この曲、ほとんど文章になっていない 要するに 名詞の羅列 なんである。 こんな手もあるのか と思った もちろん歌は抜群にうまいし、強烈なインパクトの曲だった。 レコード大賞は また逢う日まで(尾崎紀世彦) 71年3月5日 さらに、わたしの城下町(小柳ルミ子)、 雨のバラード(湯原昌幸) と ヒット曲が続き、しめくくりは 雨の御堂筋(欧陽**) 71年9月6日 9週連続でオリコン1位を独走し、有線大賞もとってしまった。 この曲も、作曲はベンチャーズで、外国製演歌?の大勝利となった。 結局この年はチャートを見る限り 演歌・歌謡曲 と 洋楽 が強く フォークやロックは深夜放送などでブームを呼んだけれどもセールスとしては伸びなかった ジャンル別一覧
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